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ver.Shanghai な日々


by MiHO-panda

九賽溝・黄龍の旅~城壁の町

城壁の町、松藩。
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古くはチベットと中国を結ぶ交通の要塞として栄えた都市で、今なお漢族、チベット族、回族、チャン族が共に暮らしている。
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ここに着いた時点で夕方16時をまわっていた。まずは本日の宿決めからである。街を散策がてら、きょろきょろしながら歩いていたら「宿あるよ!見ていって!」とチベット族らしきお兄さんから声がかかる。いったんは無視して通り過ぎたものの、やっぱり見るだけ見てみよう、と戻ってきて、そこが意外にこぢんまりとして清潔なユースホステルだったので即決。ベッド二つと小さなシャワールーム兼トイレ付きの部屋、一泊60元。しかもすぐ隣はこの宿の老板夫婦が経営しているマッサージ店とレストランだったので、本日はここでお世話になりまくりです。
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とにかく1日半歩き回った後だったのでそっこー足部按摩をお願いする。かんたろうと二人マッサージしてもらいながら「あなたたちどこから来たの?」「私は日本人、彼は韓国人」なんてお決まりの会話を交わしていると、横で会話を聞いていたチベット族イケメン老板(声をかけてきたまさにその人)が「そういえばこないだ東京で放送された面白いDVDがあるよ」とテレビの方へ歩いていく。てっきりドラマかなんかが始まるんだろうと画面を見つめていたら、そこに映し出されたのはつい今しがた観光してきたばかりの松藩の街並み。どうやらNHK BSの「世界ふれあい街歩き」という旅行番組で松藩特集をやったらしい。

さらにその画面には見覚えのある二人が。...と思ったら今まさに目の前にいる老板夫婦その二人である。番組の中で、ここのマッサージ店と老板夫婦の一日が紹介されていた。それを見ながらみんなで大笑いする。旅の出逢いって本当に面白い。

ここのレストランも街のローカル具合を考えればなかなかのものだった。松藩でフライドポテトとブリトーが食べられるとは全く予想外。そして看板に唯一英語表記のあったこのお店、西洋人観光客は真っ先に目が行くらしく、私たちの隣ではフランス人の男の子が一人で食事をしていた。成都の大学に留学中でそこから旅行に来てたらしい。
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「Where are you from?」ビール片手にかんたろうが話しかける。まったくこの人の語学力には毎度恐れ入ってしまう。私と日本語で会話しながらフランス人の彼と英語でしゃべり、お店の女の子には中国語で韓国語を教えていた。というか、これは語学力というより人なつっこさの賜物でもあるかもしれない。この後、宿代はどうしても60元からまけられないわよ、と言う女老板にかんたろうマジック炸裂。チェックインの手続きを済ませて部屋に戻ってきたと思ったら「50元にしてくれたよー」と誇らしげにニコニコしていた。

さらにラッキーは続く。本当は次の日黄龍に行くかどうか迷っていた私たち。行っても雪がすごそうだしタクシー代も結構かかりそうだし、、と予定を決めかねていたら「明日はどこに行くの?」と老板が聞いてくる。「黄龍に行きたいけど、うーん・・・」と曖昧な返事をしていたら「えっ、ついさっきも中国人二人組が明日黄龍に行きたいって言ってたから、タクシー相乗りするといいよ!」と言い出した。わぁお。
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■うーちーださん、っていつぞやのうちださんどすか?わぁお。日本だと忍野八海ってとこが九賽溝に似てると聞きました。そうか、上高地もあんな感じなのか。

■limei、もうね、はなぢもんだったよ、あの風景。今度みんなで秘境写真持ち寄ってうっとり会やりたいね。
by miho-panda | 2008-04-08 23:53 | 九賽溝・黄龍の旅