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ver.Shanghai な日々


by MiHO-panda

Xingjiangへ、愛を込めて

最終日は、夜明け前にトルファンへ出発。
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トルファンの宝石と呼ばれる葡萄。収穫には少し早い時期だったけどこんなに可愛らしい実を実らせていました。
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広大な葡萄畑。
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こちらの民家でランチを頂きます。
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女5人組キャラバンで途方もない距離を駆け抜けた新疆の旅。一生に一度の貴重な体験だったと分かってはいても、やっぱり願わずにはいられない。きっと、またいつか・・・この地を再び訪れることができますように。
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# by miho-panda | 2009-04-09 10:19 | 新彊ウイグルの旅

カシュガルという街

そこは中国と言うには余りにも文化的、思想的に違いすぎる街。ウイグル族の人々はそのほとんどが敬虔なイスラム教徒でもあり、毎日決まった時間になると男性達は街の礼拝堂へと列を成す。その間だけ閉まっている店もとても多い。
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礼拝時に足元に敷くシートを売る子供たち。
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その間、女性たちはこうして外で待っている様子。
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生活の中に宗教があるのではなく、宗教の中に生活があるということ。私達日本人の思想からはおよそ想像もつかないその文化の中にたった一日でも身を置いてみて、歴史上で「宗教戦争」というものが起こり得た環境を初めて実感できた気がしました。

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こちらの建物の色使いってすごく好き。涼しげなミントグリーンに街路樹の緑がとても綺麗に映える。
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すっごく美味しかった杏のシロップ。
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こちらは職人街。
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古い街並みをお散歩してるとき子供達に「写真撮っていい~?」って聞いたら、街中からこんなにいっぱい集まってきて大騒ぎになりました。皆、本当に無邪気で元気です。
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# by miho-panda | 2009-04-05 11:59 | 新彊ウイグルの旅

食は新疆にあり。

新疆の旅は食事が最高に美味しかったことでも印象に残っています。これは主にガイドの馬媛さんの案内によるところが大きい。毎食ごとに何を食べたいか皆の意向を聞いてくれて、それに見合うようなレストランに連れてってくれました。

新疆名物と言えば何と言っても焼きたてのナン、ベーグル。
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砂漠の真ん中のレストランで食べたラグ麺(具と麺とまぜまぜして頂きます。)と羊肉串は絶品。
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とくに新疆の羊肉はどこで食べても、上海のものとは違って全く臭みがなく、厚くてジューシー!!この串は砂漠に群生するタマリスクの木を使ってるのだそうです。

さらにもうひとつの新疆料理としてこれははずせない、ダーパンジー(大盤鶏)。とにかくでかい。直径30センチくらいのお皿で出てくるのが普通です。ぴりっとした辛さにほろほろの鶏肉とじゃがいもがよく合う。最後のシメに太いきしめんみたいなものを入れて食べるので、毎回お腹がはちきれんばかりになってました。
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これもあちこちで食べたポロ(羊肉手抓飯)。
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個人的には羊肉のパイ系料理がとても美味しかった。
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こちらはパキスタン料理。やっぱりヨーグルトがメインに使われてたりします。
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カシュガルでの夜はこんな素敵なアラビアンレストランで。民族楽器の生演奏がなんとも旅の情緒を盛り上げてくれました。
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# by miho-panda | 2009-04-03 09:53 | 新彊ウイグルの旅
次の日はカシュガルからさらに西へ約200km、パミール高原にあるカラクリ湖を目指してカラコルムハイウェイをぶっとばす。
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カラクリ湖は標高3600メートルに位置する湖で(世界で2番目の高さにある湖)、そこに行くまでの景色もまた壮観。万年雪を抱いた標高5000メートル級の山々が周りにそびえ立ち、パミール高原が世界の屋根と言われるゆえんがよく分かります。
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また、このあたりはタジキスタンやアフガニスタン、パキスタンとの国境近くでもあるので、途中の検問所で厳しいパスポートチェックがあるのです。この旅の数ヵ月後にはウイグル独立派による国境警備隊襲撃事件が発生したりして、今から考えるとちょっと物騒な場所でした。
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途中休憩で立ち寄ったブロンクリ湖。
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実は目的地であるカラクリ湖よりもここの景色の方が圧倒的に美しかった。
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白い柔らかみを帯びたその山肌は飛来した砂が少しずつ積もり積もってこういう色になったものらしいけど、それにしても美しすぎてこの風景が現実のものであるという実感がない。(※click!)
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まるで目の前に巨大な絵画が立ちはだかっているような・・・そんな奇妙な感覚すら覚えました。

そしてやっとカラクリ湖に到着。湖の向こう側にそびえ立つのは標高7546メートル(!!)のムズターク・アタ峰。もう高すぎて何がなにやら。
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ラクダは観光用。こんなとこでも物売りが多いのにはちょっと辟易。
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帰り道には、途中のキルギス族の民家におじゃましました。
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こんな雪山の狭間で日々の暮らしを営んでいる人たちが存在するということ。自分にはおよそ想像もつかないその生活の中で、この子は何を思いながら成長していくんだろう。
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この中国ではおなじみ「お尻ぱっかーん服」の文化も、アジアのどのへんまで続くのか気になるところです。
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# by miho-panda | 2009-04-02 18:02 | 新彊ウイグルの旅

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砂漠ではマスク+スカーフ+帽子+サングラスで怪しいほどの完全防備。砂嵐のためです。
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遠くに見える緑の一直線の道が砂漠公路。
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次の日からは砂漠公路を更に南下し、そこから西域街道を抜け「玉」で有名な街、ホータンへ向かう。
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とにかく毎日、こんな地平線を見ながらの移動だった。
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途中で立ち寄ったイエチェンの街。ここの市場でウイグル族の真似してスカーフを買ったり v
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銀ナイフで有名なインギザールの辺りでは、またもやすごい砂嵐に。
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ホータンの夜。
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地元の人たちで賑わう夜市。ここで食べたメイプルシロップヨーグルトが絶品!!

そういえば、新疆の隠れた名物はヨーグルトだと思います。どこに行っても作りたて出来立てのヨーグルトが食べられて、砂糖なしの自然な酸っぱさが最高に美味しい!!!ほぼ毎食ごとにデザートとして注文してました。
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これはどこかの朝食で食べたもの。間違えて「大」を注文したら、顔の大きさぐらいあるやつが出てきて大変。。。

そしてついに、今回の旅の最終目的地でもあり中国最西の都市でもある喀什(カシュガル)へ。ここは古来シルクロードの時代から交易都市として栄え、文明の十字路、または民族の十字路と呼ばれてきた街。また「不到喀什、就不算到新疆。」(カシュガルに来なければ新疆に来たことにはならない。)という言葉もあるほど、敬虔なイスラム教徒が多いウイグル族の街、新疆の首都のような場所です。
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# by miho-panda | 2009-02-13 00:17 | 新彊ウイグルの旅